…申し訳ないですが、まずは言わせてください。
先生!それでは非常にもったいないです!
もちろん、訪問診療なんて大規模な医院の仕組みの作り変えは、そんなに簡単なことではないことはわかっています。
思うように結果がでなかったり、そもそもの日々の忙しさで立ち上げに関して、なかなか意欲的に取り組めないお気持ちもわかります。
でも、先生は歯科の訪問診療のリアルタイムの実情など、「外来をやっているだけではわからない本当のところ」を知った上で、判断されているわけではないということがほとんどかと思います。
つまりは…
もちろん、「やる」「やらない」の判断は最終的には院長先生がすれば良いことであるとは思いますが、
まずは推測で判断するのではなく、正確な情報を得ていただき決めてほしいのです。
歯科訪問診療はもちろん保険診療中心ですが、現状では保険点数は優位ですし、もし切り下げられた場合でも、外来と訪問をやっていれば、収益の柱が複数あることになるので経営はより安定します。
また、訪問診療をやっていれば、かかりつけ強化型の医院として点数がプラスになることも追い風になりますので…
ご挨拶が遅くなりました。
私は鹿児島県鹿児島市で開業しております、医療法人仁慈会 太田歯科医院院長の太田博見と申します。
医療法人社団 仁慈会 太田歯科医院
理事長 太田 博見
「患者様と真剣に向き合い最後までお付き合いするためには、訪問診療も必要である」という言葉に共感し、訪問診療を真剣に取り組みはじめる。
現在では、訪問、外来併せておよそ50名のスタッフを抱え、年商はおよそ3億円にまで成長している。
■ 略歴
■ 所属等
先生もご存じの通り外来の保険診療には先細りの未来しかなく、さらに自費診療も今後ますますの飽和状態になり、歯科医療で収益を上げることが年々難しくなってきていきます。
そこで、第三の選択肢として訪問診療を挙げさせていただきたいのですが、
ほとんどの先生がリスクを恐れ一歩を踏み出すことができていない状態だと思います。
私は自身の医院で訪問診療を立ち上げて10年以上になりますが、そんな私の見解をまずは述べさせていただくと…
もちろんリスクがないとは言いません。訪問診療に適している医院とそうでない医院があるのも事実です。
十数年前の私が訪問診療を立ち上げた時代は、「とりあえずやってみるしかない」という状態でした。
なぜなら先人として、訪問診療に関する具体的な“生(ナマ)”の情報を提供してくれる先生はほとんどいなかったからです。
でも今は違いますよね?
既に私と同じようにキャリアを積み上げ成功されている先生も日本には何名かいらっしゃるでしょうし、ある程度確立された歯科訪問診療の仕組みや成功パターン、それぞれの医院への適合性などを判断するための素材もあります。
私も合わないものを無理やり勧める気はありませんので、まずは自分の医院に合うか合わないかを知ってもらいたいのです。
合うならリスクと照らし合わせてチャレンジしてみる。合わないなら諦めて外来一本で頑張っていく。
それで良いと思っています。
ただし、しっかりと訪問診療のキャリアのある歯科医師の情報を得た上で決断してほしいとは思います。
そこでまず多くのクリニックが思い違いをしている…
歯科訪問診療で絶対に失敗する例を1つお話させていただきます。
私は、訪問診療の導入後、うまく稼働せずに逆に経営を圧迫したり、外来の患者様に迷惑をかけてしまったりするクリニックも見てきましたが、このようなクリニックには実にシンプルなたった1つの共通点があることを発見しました。
それは、「とりあえず始めたこと」たったこれだけなのです。
「あれこれ考えずとりあえず始めてみよう」という精神は必ずしも悪いことではないですが、歯科訪問診療に関しては完全なる間違いとなります。
そしてここが外来とは最も違うポイントと言うことができます。
それはなぜか?
それは訪問診療を必要としている患者様は、歯科医師や歯科衛生士だけでなく、主治医である医科の先生やケアマネージャーさん、ご家族など多くの方の支えを必要としているからです。
キレイ事などではなく、物理的に、そして論理的に訪問診療においてはここが一番のポイントになります。
訪問診療の患者様の獲得方法は、「外来の患者様が医院に通えなくなって訪問診療を依頼する」という導線だけではないですし、それだけでは患者数は増えません。
現に私のクリニックでも、月50名はこのような紹介から新患流入します。
つまりこうした方からの信頼が必要となるのですが、「とりあえず始めた医院」は準備の不足によるノウハウや技術不足のせいで、ここで大きく失敗して信用を失います。
訪問診療では要介護者の患者様が多いので、摂食嚥下などの外来では必要のなかった様々な知識が必要になります。
今まで外来しかしてこなかった先生では、何の準備もなしに要介護者の患者様特有の症状を加味した診療はまず不可能です。
先生も技工所などは信頼できたり、しっかりと腕のあるところを選んでいるのではないでしょうか?
それと同じことで、
そして、一度失った信用はなかなか取り戻せません。
ですので、結果的に訪問診療の患者様は増えず、クリニック内での訪問診療の優先順位とモチベーションもより低下して、その結果、更に信用を失って…という悪循環になります。
これが典型的な失敗例です。
というより失敗のほとんどがこれです。
冒頭でお話した通り、今はしっかりとした情報を得れば下準備ができる時代なので、準備をした上で始めることが何よりも重要なのです。
ちなみに、私の医院は…
訪問診療の新患の問い合わせが月50件ほどきていますし、1日およそ100件の訪問を実施して年商は3億円を超えています。
贅沢な悩みですが、患者数が医院の歯科訪問診療センターで診ることのできるキャパシティを越えてしまって、全ては受け入れることができないため一部の患者様はお断りしている状態です。
では、今の私のクリニックのこの状況を作り上げている要因はなんなのか?
それは先ほどからお話ししているように、
「選ばれる歯科訪問診療を実施しているから」以外に理由はありません。
しかしながら最初から選ばれていたわけではありません。
選ばれるには何か特徴がなくてはいけません。
「●●なら○○医院の訪問診療がよい」といったような特徴です。
そしてこの特徴を作れるクリニックかどうかが、訪問診療の「合うクリニックor合わないクリニック」を判別するのに重要なポイントとなります。
ちなみに私の推奨している訪問診療の特徴は…
外来と違って訪問診療の現場において、摂食嚥下を診なくてはいけないものは全体の30%程度もありますし、直接は必要ない症状だとしても摂食嚥下の知識を持って診るべきものは100%と言ってもいいと思います。
つまり、「摂食嚥下」は歯科の訪問診療において基本にして、最大の概念なのです。
ですので、私のクリニックはとにかく他の医院より「摂食嚥下」に特化した訪問診療へと形態を作り上げてきました。
私も最初は片手間で訪問診療をやっていた為、訪問診療ならではの技術的な壁に直面し、正しい判断ができないこともあり医科の先生やケアマネージャーさんからの信頼を失いかけたこともありました。
しかし、「摂食嚥下」という強みを身に付けてからは紹介が止まりません。
と言われる揺るぎない地位を獲得したのです。
もちろん他にも方法はあると思います。
ですが、あまりオススメしないような特徴作りもあります。
例えば、私の知り合いの医院は24時間つながる携帯電話を常に持ち歩き、「24時間対応の歯科訪問診療」を売りにしたところ紹介の量が倍増したようですが…
正直このやり方は非常に体力を削りますので、実行できるクリニックは限られてくると思います。
歯科医院が必要以上に疲弊する訪問診療に意味があるとはあまり思えないので、無理のない特徴を作れるかどうかが貴クリニックに適しているかどうかを判断する重要な材料になります。
というかここの目処が立たないまま、スタートしてしまうと先ほど申し上げた通りほぼ間違いなく失敗することになると思います。
これは、10年以上歯科訪問診療に携わってきた私の経験則による揺るぎない1つの結論なのです。
先ほどお話ししたように、太田歯科医院では新患の問い合わせが月50件ほどきていまして、全ての患者様を受け入れることができていない状況です。
このような独占状態は、太田歯科医院が構える鹿児島県鹿児島市という、日本国内のごく一部で起きていることです。
正直、太田歯科医院だけでは日本全国カバーすることはできません。
ですので、みなさんが私の代わりに、私の手が届かないところにいる患者様に寄り添い助けてあげていただきたいのです。
そこで院長先生には私のもっている経験とノウハウを利用していただきたいと思っています。
などなど、こういった私だからお伝えできる情報を活用していただき…
このように、存分に利用していただきたいと思っております。
ですが、今は世の中の進化のスピードはかなり早く、情報もどんどん入れ替わり、昨日まで正解だったことが今日には間違いになっていることもあります。
私だって昨日と今日で意見や考えが変わることもあります。
それは単なる気まぐれなだけではなく、
情報は日々アップデートされていくものですし、状況は刻々と変化していくわけですので、答えが変わっていくのもの当然だからです。
ですので、どうしても情報はできるだけリアルタイムで入手できるように、お届けする必要があると考えております。
そこで私は、オンラインでリアルタイム情報を発信する、訪問診療特化型のスタディーグループである…
歯科-訪問診療研究所-は、「摂食嚥下」などを強みとした歯科訪問診療の導入はもちろん、「経営」「臨床」「仕組み」といった3点を軸に、これからの歯科業界を生き抜くための手段としての訪問診療を根付かせる活動をしてきます。
もちろん、いきなりそこまで到達できなくても良いのです。
まずは、院長先生が本格的に歯科訪問診療の導入を目指すかどうかの判断をするための、ベースとなる情報を得て、そこからどうするかはご判断いただければよいかと思います。
訪問診療はもはや…
歯科医療において特別なことではなく、生き残る為に有効な手段になります。
その為には「摂食嚥下」などに特化したオンリーワンの歯科訪問診療を実施可能なクリニックになってしまうのが近道なのですが…
それと同時に、穴の開いたバケツにいくら水を入れてもたまらないわけですので、患者様がしっかりと溜まっていく環境(「経営」「臨床」「仕組み」)も作っていかなくてはいけません。
これはグループホームなどへの営業代行を使って、患者を集めたとしても同様です。
いくらお金をかけて施設に入ったところで、すぐに打ち切られてしまって、評判を落とす上にお金だけ出ていって結果なにも残りません。
しかしながら、こういった仕組みの確立には非常に膨大な時間はもちろん、失敗なども含めた様々な経験を必要とします。
私は10年かかって今のオペレーションを確立させることができましたが、やはり失敗はたくさんしてきましたし、お金も使ってきました。
ですが、私の場合は早く始めたからこういった失敗が許されたと思っています。
ですから今、何よりも『歯科-訪問診療研究所-』のような、
訪問診療の質の高い正しい学びを得ながら情報交換していく場が必要なのです。
また、『歯科-訪問診療研究所-』では、太田歯科医院の副院長であり歯科訪問診療センター長である田實仁 歯科医師による、1000件以上の嚥下内視鏡を使った摂食嚥下の症例提示と解説を参加したその日から学ぶことができます。
医療法人社団 仁慈会 太田歯科医院
副院長・歯科訪問診療センター長
田實 仁
■ 略歴
■ 所属等
どこを探してみていただいてもかまいませんが、これは日本有数の症例数であり、
経験と実績に裏打ちされた症例解説が受けられる日本で唯一のスタディーグループだと思います。
※歯科訪問診療を学ぶグループやセミナー勉強会は多数ありますが、ここまでの症例数に裏打ちされた具体的、実践的な症例を学ぶことは不可能です。
また、田實先生は以前は、外来を中心に診る一歯科医師でしたが、私の経験で得た情報を学び実践してくれたことによって、今では訪問診療を行う歯科医師として日本トップクラスだと思います。
つまりは、「太田先生だからできたんしょ?」といったようなことを言われることもあるのですが、
しっかりとした情報で学べれば誰でも同じことをできることを、田實先生が証明してくれたことになります。
しかも私も田實先生も現役の歯科医師ですから、これからも訪問診療を行っていくので日々症例数は増えていきますし、医科の先生やケアマネージャーさんとの関わりも深いので随時最新の情報も入ってきます。
太田歯科医院だけでも、膨大な情報が日々更新されていく中で『歯科-訪問診療研究所-』に参加していただく医院数が増えるごとに更に情報が増加していきます。
つまり、日々変化していく歯科訪問診療の最先端を学び続け、激動の時代についていける唯一のスタディーグループなのです。
そして不思議なことに、「面白さに気づいた歯科医院は流行っている」のです。
どんなに困難なことでも、興味を持って、心から楽しみながら取り組めば、その勢いはますます加速し、結果的に気付いた時には他の誰にも負けない知識と経験が備わって、成功を収めているという結果になるのです。
私自身も、訪問診療を始めた当初は苦労の連続で、なかなか思うように訪問歯科診療部門を拡大することができませんでした。
しかし、そんな中にあって、いち早く訪問診療の面白さや、やりがいに気づき、日に日にのめり込んでいったのです。
現在の歯科訪問センターは、一朝一夕にできあがったものではありません。
しかし、どんな苦労や困難も楽しみながら興味を持って、積極的に取り組んだからこそ、現在のように多くの患者様に信頼していただいていると思っています。
そして、皆さんには、できればしなくても済む苦労はできるだけせずに成功していただきたいと思っています。
そのために私たちの経験が役に立つのであれば、喜んで協力させていただきたいと思っています。
それが、我が国の歯科医療、ひいては全国の患者様のためだと信じています。
ぜひ、私たちと共に学び、高めあいませんか?
年間会員をお申し込みの場合、入会から12カ月間は退会ができませんので、内容をじっくりお読みになった上でお申込み下さいますようお願い致します。
月間会員の方については、毎月25日までに退会の旨を申し出ていただければいつでも退会できます。
お支払いについての「よくある質問はこちらから」をご確認ください。
『歯科-訪問診療研究所-』へは1医院でも多くご参加いただきたいのですが…
近隣に同じような特徴をしたクリニックが多数あると、そもそもの強みが薄れてしまうので…
ご加入できるクリニックは1地域1医院様までとさせていただいております。
もちろんこれは早い者勝ちということになってしまいますが、コンテンツの特性上ご理解ください。
また、本当であれば、「たった1カ月で導入できます!」「明日からすぐできます!」などといったよくある謳い文句を並べたいとこではありますが、私が先生に身に着けていただきたい訪問診療の仕組みは1日やそこらで身に着けられるものはありませんし、そんな方法があるなら私が知りたいくらいです。
私が先生に伝えたい訪問診療はそんなにチープなものではないのです。
なので、1カ月でどうにかしたいとか、そういったお考えの先生のご期待の沿うことはできないのでそういった先生はお申込みをされないほうがよろしいかと思います。
ですが…
以上をご理解いただけるのであれば、是非ともご参加いただければと思います。
『歯科-訪問診療研究所-』へのご質問は下記までお願いします。
TEL : 03-5809-1315 FAX : 03-3526-2310
E-mail : support@sika-soken.com
歯科医療総研『歯科-訪問診療研究所-』運営担当宛て
受付時間 : 10:00 ~ 17:00(土日祝を除く)
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歯科医療総研『歯科-訪問診療研究所-』運営担当宛て
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色々と長くなってしまいましたが、本日は私からのお手紙を読んでいただきまして本当にありがとうございます。
私が訪問診療を始めてから早いもので、もう10年。
元々は外来の患者様の中で通院できなくなってしまった患者様が出てきて、その患者様たちの為に立ち上げた訪問診療なのですが、これまで色んなことがありました。
そして色んな患者様と、ご家族との出会いがありました。
しかしながら、こんなこと言うのもどうかと思いますが…思い返してみると楽しさより辛いことのほうが多かったかもしれません。
当時は訪問診療をやっているクリニックはほとんどなかったですし、何もかも手さぐりで、時間と人手とお金を消耗していった割に、患者様へ十分な医療を提供できないというジレンマを毎日のように感じていました。
まさに行き当たりばったりで、患者様やご家族はもちろんスタッフにもかなりの迷惑をかけたと思います。
ですが、今は違うとハッキリ言えます。
私たち太田歯科医院が実施している訪問歯科診療は日本国内のどこでも通用するし、どんな患者様にもご満足いただけると自信をもっています。
そして、10年前と違って今の時代だと私のような遠回りをする必要がないので、私の持っている情報は惜しみなく提供するつもりです。
また、日本の医療は今まさに「支える医療へと移り変わる」過渡期を迎えています。
アフターコロナと言われる時代になってくるとこれは尚更だと思います。
そして、かつての先人の医療従事者達がしてきたように、今、現役である歯科医師はこれからの医療の礎を築いていかなくてはいけないのです。
その大きな一歩が「訪問歯科診療」であることは間違いありません。
ですので、先生と一緒に仲間としてこれからも訪問診療の可能性と面白さを追求していきたいと思っています。
是非とも共に学び、成長していきましょう。
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